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「フィンドホーン」 この不思議な村のご紹介その①

スコットランドの北、インバネスから車で小一時間の村「フィンドホーン」

この不思議な村のご紹介その①

フィンドホーンにはフィンドホーン財団(ファウンデーション)という施設があり、世界中からひっきりなしに老若男女、宗教や文化的背景の異なるお客様が訪れる。

その目的はなにか?

「フィンドホーンコミュニティーは直感と変容を選択する生き方への呼びかけをします」と。

一昨年、このフィンドホーン財団の方がエジンバラフリンジでの我々の上演を見てくださり、そのご縁で今年訪れることとなりました。
行ってみて驚いたこと!楽しかったこと!考えさせられたこと。

そのひとつ。
施設の中に「ブティック」というお家があり そこでは旅人が必要でなくなったものを置き、訪れた別の人は、そこで必要なものを見つけたら自由に持って行くというルールの場所。
鍵は無く、いつでも誰でも出入り自由。

人は他人に質問された時に初めてその問いについて考えが及ぶ…ということがあります。

私はその「ブティック」の存在の前に、初めて「私に今必要なものはなにか?」という問いを突きつけられたように思いました。

スコットランドは日本と比べて8月はすでに肌寒く、その時、コートを持っていっていました。
なにかを置いていきたいと思ったのでそのコートを置いて、代わりに入り口近くにぶら下がっていた「ヘチマの口に蓋がついたようなモノ」を手に取りました。

なんとなく…

このヘチマのようなモノをみると「ブティック」の正体を考えさせられます。

需要と供給、生産性と流通、近代的とされる生活の中に暮らす自身が、立ち止まり、想いをめぐらせ「それが本当に必要なのか」「過剰な生産性の是非」「どうやって他人に何かを届けられるのか?」と問うことができる「ブティック」というお家。

帰りの日、息子は後生大事にツアーのお供としていた「コロコロコミック」をブティックに置いていくと決めました。

お昼に置かれたその本を息子より小さなスコットランドの少年が、嬉しそうに胸の前に抱えて走り去る姿を見たのは、その日の夕方でした。

(青木砂織)


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by KASOJOGI | 2018-08-24 20:39 | SAORI AOKI 青木砂織 | Comments(0)

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